イタリア食堂「オリーブの丘」のおすすめメニューをまとめました。
実際に食べてみておいしかったメニューと、逆にイマイチだったメニューをそれぞれ紹介。
低価格イタリアンのライバル「サイゼリヤ」との違いについても解説しています。
イタリア食堂 オリーブの丘とは

「イタリア食堂 オリーブの丘」は、すき家、ココスなどを運営するゼンショーグループのイタリアンレストラン。
低価格なのに本格的なイタリアンが食べられるお店として、話題沸騰中です。
「メニューや値段がサイゼリヤに似ている…」なんて声もチラホラ。
普段はサイゼリヤを愛用する私ですが、気になって「オリーブの丘」にも数回足を運んでみました。
おすすめメニューやサイゼリヤとの共通点・違いを詳しくレポートします。
オリーブの丘 おすすめメニュー
まずは実際に食べてみて「おいしい!」と感じたメニューをご紹介しますね。
パスタ

オリーブの丘に行ったら必ず食べてほしいのが「パスタ」です。
注文ごとに乾麺から茹でるため、食感はプリッとアルデンテ。
値段の割に、かなりおいしいと思います。

価格帯は、一番安いペペロンチーノが390円(税込429円)。
サイゼリヤのペペロンチーノは税込300円なので、安さでいうとサイゼの勝ちなのですが…
麺の食感は圧倒的に「オリーブの丘」が上でした!
パスタ専門のファミレス「ジョリーパスタ」をゼンショーが運営しているので、そのノウハウが生かされているのかもしれません。
約30種類と、メニュー数が多いのも嬉しいところ。
ちなみにペンネは生パスタ使用だそうです。次回食べてみようっと。

サラダ

サイゼリヤだとやっつけ的な感じがするサラダですが、オリーブの丘のサラダはおしゃれで具材の種類も豊富。
具材に合った味付けがされているのもポイントです。
グリーンサラダはさっぱりフレンチドレッシング。

普通サイズと大きなシェアサイズがあります。2人なら普通サイズで十分でした。
前菜

前菜は定番の生ハム&サラミから、ブルスケッタ、アクアパッツァ、アランチーニ(イタリア風ライスコロッケ)など、実際にイタリアで食べられているメニューが揃っています。


前菜は少量提供のお手頃価格なので、いろいろ食べられるのが楽しいですよ。
ひとり飲み利用にも使えそうです。

デザート

オリーブの丘のデザートは4品食べましたが、圧倒的に「バスクチーズケーキ」がおいしかったです。
濃厚なチーズケーキが好きな方も満足する味。
ティラミスは洋酒の風味が強めですが、苦手でなければありだと思います。

プリンは流行りの固めタイプ。スが入っちゃっていて残念でした。
お店仕込みだそうなので、店舗にも寄るのかも?

200円とお安い2種ジェラート。バニラがおいしかった♪

デザートは、サイゼリヤより種類少なめですね。

おすすめしないメニュー
正直「これはイマイチだな、リピはないな」と思ったメニューもあります。
(食の好みは人それぞれですので、ご参考程度にどうぞ。)
ピッツァ(ピザ)

ピッツァは直径27cmのものが490円からと、とってもお安いです。
ただしお味も微妙でした。
トマトソースが変に味が濃くて、うま味調味料たっぷりな感じが気になる〜。
トマトソースを使ったお料理はすべて味が濃いめでしたが、ピザのように水分が飛んで煮詰まると特にそう感じますね。
生地も薄すぎて噛みごたえがなく、残念な感じ。
お酒のつまみにするにはちょうどいいお味なのかも?
肉料理

お肉料理も、全般的にそこまでおすすめはできません。
「チキンの香草パン粉焼き」は上のパン粉がじっとりしていて、香ばしさがありませんでした。
「チーズデミグラスハンバーグ」は…まぁファミレスの普通のハンバーグといった感じです。値段相応。

「牛サーロインのタリアータ」は、お肉が柔らかくておいしかったです。1皿千円超なのでちょっと勇気がいるかも。

ほかに「ビーフシチュー」も気になってます。食べてみたら追記しますね。
サイゼリヤとの共通点は?

巷でよく言われている「サイゼリヤのパクリ店」という疑惑。
共通点はどこなのか、挙げてみました。
- 低価格のイタリアン専門ファミレスである
- 「ミラノ風ドリア」っぽいドリアがある
- 他にも全体的にメニューが似ている
実はオリーブの丘は2020年9月に、大幅なメニュー改訂をしています。
メニュー改訂前は、サイゼリヤに酷似したメニュー(辛味チキンのそっくりさんとか)があったようなのですが、現在はそっくりメニューは減っていますね。
器もサイゼリヤっぽい柄物のお皿から、シンプルなものにチェンジされました。
そのため現在はそこまで「サイゼリヤのパクリ」っぽさは感じません。
サイゼリヤと違うところは?

逆に、サイゼリヤと異なる部分を挙げてみます。
- クレジットカード・電子マネーが使える
- 価格はサイゼリヤの2〜3割増し
- タッチパネル注文
- 器や店内の内装がおしゃれ(カフェ風)
- 味付けが濃いめで完成されている
- パスタは乾麺から茹でている
- ドリンクバーの種類が多い
オリーブの丘とサイゼリヤの違い、けっこうたくさんあります。
まずは支払方法。
サイゼリヤは基本的に現金のみですが、オリーブの丘ではクレジットカードや電子マネーが使えて便利です。
ただしその分、1品の価格もサイゼリヤより2〜3割高くなっています。
便利さを取るか、安さを取るかといったところですね。
注文方法も異なっています。
サイゼリヤは紙に書いて店員さんを呼んで注文なのに対し、オリーブの丘はテーブルのタッチパネルでポチッとするだけで注文が完了します。

これもタッチパネルの方が便利だと感じました。
店内の雰囲気は、サイゼリヤよりオリーブの丘の方が、カフェ風のおしゃれ感があります。
オリーブの丘はついたてありのボックス席が中心のため、他のお客さんのことが気にならないのも良いところ。
肝心の「味」については、想像以上に真逆の傾向でした。
サイゼリヤは素材の味を生かした、ある意味そっけない味付け。無料の調味料でカスタマイズしたり、料理同士を組み合わせて食べることを推奨しています。
反対に、オリーブの丘は濃い目の味付け。
それ自体で味が完成されているので、アレンジの余地はなさそうです。
一口目はおいしいのですが、食べ進めるとくどい味と感じるものがいくつか。
▼一応調味料も置かれていました。使うタイミングがあまりなかったですが…。

ドリンクバーについては、オリーブの丘の方が充実しています。
大人のソフトドリンク「シャルドネ」「カベルネ」という名の、ワイン風ぶどうジュースが特徴的。

コーヒーマシーンはタッチパネルでメニューを選ぶハイテク仕様。

ティーバッグのラインナップも豊富でした。

オリーブの丘とサイゼリヤ、どっちがおすすめ?
「で、結局どっちがおすすめなの?」と聞きたいところですよね。
どちらも安くてそれなりにおいしいので、一概にどちらとは言えないのですが…
こんな人にはこちらがおすすめ、を以下にまとめてみました。
「オリーブの丘」がおすすめなのはこんな人!

- 濃いめの味付けが好き
- デートなどおしゃれな雰囲気で利用したい
- キャッシュレス支払いがいい
- パスタはアルデンテに限る
「サイゼリヤ」がおすすめなのはこんな人!

- 薄味好きor自分で料理をアレンジしたい
- 化学調味料の味は苦手
- 安さ第一主義
個人的には、サイゼリヤは毎日でも(日常的に)利用したいお店。
オリーブの丘は、たまに行ってゆっくり過ごしたいお店だと感じました。
お店選びの参考になれば幸いです。
オリーブの丘 関連記事
オリーブの丘のメニュー表はこちらをどうぞ。
オリーブの丘のランチについてはこちら。
オリーブの丘 店舗一覧
オリーブの丘は現在、関東地方に22店舗を展開しています。
店舗一覧はこちらをどうぞ。
コメント