三重県発祥のカフェチェーン「港屋珈琲」へ行ってみました!
看板メニューのホットケーキ「オカブラン」や、平皿に盛られたソフトクリームパフェなど、個性的なメニューが盛りだくさん。
ドリンクも食事もおいしくコスパも良く、通いたくなる素敵なカフェでしたよ♪
港屋珈琲とは
港屋珈琲は、三重県鈴鹿市発祥のカフェチェーン。
本店「鈴鹿店」は2011年にオープンしました。比較的新しいお店ですね。
最近までは三重県内5店舗のいわゆるローカルチェーンでしたが、2018年11月に石川県「小松店」、12月には埼玉県「北上尾店」をオープン。
フランチャイズで全国に店舗を拡大してきています。
看板メニューは「オカブラン」と呼ばれるクリームたっぷりのホットケーキ。
「オカブラン」の名前の由来が気になって調べてみたところ、公式サイトには載っていませんでした。
ホットケーキの上にのせたクリームが白い丘のように見えることから「丘」+「blanc(フランス語で白)」でオカブランなのかな、と勝手に解釈してみました。
コーヒーはこだわりの有機栽培豆を使用。
アーモンドミルクやハニーブッシュティーなどちょっと変わったドリンクも置いていて、「何度でも足を運びたくなる」メニュー数の多さが魅力のお店です。
港屋珈琲のメニュー表
港屋珈琲のメニューは、ドリンクもフードもとにかく種類が豊富。モーニングやランチも実施しています。
価格は全て税込なのが地味にうれしい。
▼メニューについて詳しくは別記事にまとめましたので、こちらをどうぞ。

店内の様子
モダンな雰囲気の店内は、席間隔広めでゆったりと寛げます。
今回伺った北上尾店には、電源コンセント付きのカウンター席や、小上がりのお座敷席もありましたよ。
港屋珈琲でランチしてみた!
新しくオープンした「港屋珈琲 北上尾店」で、ランチとスイーツをいただいてみました。
注文したのはこちら。
- パワーサラダランチ
- カツサンド
- 紅茶(ダージリン)
- オカブラン ミニサイズ
- くるくるソフトクリームパフェ 抹茶
パワーサラダランチ
サラダにミネストローネスープ、ドリンクが付いたヘルシーなランチセット。ドリンク込みで840円とはリーズナブルです。
具だくさんのパワーサラダは、彩りがきれいで食欲をそそります。
入っていたのは「レタス・ブロッコリー・パプリカ・レッドオニオン・ゆで玉子・ベーコン・角切りパン」。
ドレッシングはバジル味でした。
刻んだゆで卵にクリーミーなバジルドレッシングがマッチしています。サラダなのに食べごたえがあって、女性ならこれだけでランチとして十分な量だと思います。
そうそう、ミネストローネの具だくさんっぷりにもびっくりしました。セットのスープなのに気合入ってる。
茄子やズッキーニ、トマトなどの野菜が大きめカットで入ってます。ショートパスタも。味はコンソメベースであっさり食べやすい♪
水出しアイスコーヒー
セットドリンクはアイスコーヒーにしてみました。
ガムシロップとミルクがおしゃれな器に入ってる。こういう細かいところにこだわりが見えると、気分が上がりますよね。
水出しだけあって、すっきりクリアなお味。フルーティーさがあっておいしかったです。
カツサンド
もうひとつはランチセットではなく単品メニューから、喫茶店の定番「カツサンド」を食べてみることに。
コッペパンのような食感の四角いパンに、揚げたてのカツと千切りキャベツが挟まっています。
味付けはトンカツソース。ちなみに「みそカツサンド」もありました。(コメダっぽい)
カツにちゃんと肉の旨味があってジューシーでおいしい!
パンはトーストはしてないみたいで冷たいのがちょっと意外でしたが、このフカフカしたパンだと焼かない方がいいのかも。カツが熱々なので問題なしです。
税込790円。コメダより安い。コメダよりややボリュームは抑えめですが、味がおいしいので全体的にこちらの勝ち!
(・・・やっぱりどうしても大手と比較しちゃいますよね。)
ダージリン
食事メニューにドリンクセットはないので、ダージリンティーを単品で。
ポットサービスで540円です。
なんと、ろうそくで温めるタイプのティーウォーマーにのせて持ってきてくれました。
「しばらくするとフツフツしてくるので、途中で消してください」と店員さんからの説明が。
茶葉は茶こしに入ったまま。たしかにこれで加熱しすぎるとエグみが出ちゃいそうですね。程よいところで火を消しました。
私は紅茶、特にダージリンが大好きで、ダージリンの味にはうるさいのですが…
一口飲んで「旨っっっ」と叫んでしまいました。なんだこれ。香りが良くておいしすぎる。540円でこのダージリン出して大丈夫なの…。
さらに単品ドリンクにはお茶菓子のビスケットが付いてきます。
ソーサーとカップがハート型でかわいいのもポイント高い。
コーヒーだけじゃなく紅茶もおいしいなんて、なんて素敵なカフェなのでしょう。
オカブラン(ミニサイズ)
初めて来たなら、看板メニュー「オカブラン」も食べておかなくちゃ。
オカブランはレギュラーサイズが820円、ミニサイズが440円。今回はミニサイズで。
ホイップクリームかソフトクリームが選べるので、ホイップクリームにしてみました。
2枚のホットケーキの上にこんもりと盛られたクリームは、まさに「白い丘」。
キウイ、みかん、冷凍のラズベリーやいちごなどのフルーツがトッピングされています。
ホットケーキを切ってみる。流行りのふわふわ系パンケーキと違い、平均的な厚さのホットケーキです。
お味もいたって素朴なホットケーキ。ほんのり甘い生地がどこか懐かしい味わいです。
最近、生地にこだわったパンケーキを食べ慣れてしまったので、少し物足りない気もしたのですが。
これはパンケーキじゃなくてホットケーキ。この普通さがいいのだと言い聞かせながら食べていくと、ありな気がしてきます。
ホイップクリームは甘すぎずふわっと軽い口当たりで、ぺろりと完食できました。
モーニングだと、クリームなしのシンプルなホットケーキが無料で付けられるんですよね。また違った楽しみ方ができそう。次はモーニングでも試してみます。
くるくるソフトクリームパフェ 抹茶
オカブランと並んで気になっていたメニュー、パフェを頼んでみました。
港屋珈琲のパフェは平皿に盛られているのが珍しいんです。
「しぇるとるて」というサブタイトル(?)が付いていて、巻き貝の形に見立てています。
味は「いちご・しょこら・きな粉・抹茶」の4種類。今回は抹茶をオーダー。
インスタ映えする丸い口金のソフトクリームに、抹茶パウダーがたっぷりかかっています。
濃厚すぎず、程よいクリーミーさのソフトクリームは、甘いトッピングとも相性◎。
抹茶は三重県産「伊勢木かぶせ茶」を使用しているそうで、本格的な香りと苦み。抹茶好きにはたまりません。
抹茶によく合う、小倉あんと白玉。白玉がもっちもちでウマイ。
サイドに散らしてあるのはバウムクーヘンをラスクにした「バウムラスク」です。
プレーンと抹茶味の2種類が使われてました。サクサクした食感がいいですね。
ソフトクリームの土台にも、バウムラスクが。
パフェは820円と、他のメニューと比べて高めかな?と思ったのですが、食べてみるとボリューム感があり、納得の価格でした。
他の味だとトッピングも少しずつ違うみたい。全種類制覇してみたくなります。
物販コーナー
帰り際にレジ前を見てみると、オリジナルの珈琲豆やハニーブッシュティー、バウムクーヘン、バウムラスクなどを販売していました。
このラスク、美味しかったしちょっとした手土産にも使えそう。
ショーケースのケーキもテイクアウトできそうな感じです。
港屋珈琲を利用してみた感想
港屋珈琲を初めて利用してみた感想としては…
第一印象「メニュー数、多っ!!」
ドリンクも食事もスイーツもとにかくメニュー数が多くて、オカブラン以外の推しメニューがいまいち伝わってこないため、オーダーを決めるのにかなり悩みました。
今回一通り食べてみたところ、どれもおいしかったので「何頼んでもそれなりにおいしいんだ」と安心して良さそうです。
あとからHPで「何度足を運んでも楽しめる」というお店のコンセプトを見つけて納得。
確かにこれは、いろいろ食べてみたくて通いたくなるメニュー構成ですね。
店内は落ち着いた上品な雰囲気で、特に女性ウケしそうな空間だなと感じました。
こんなお店、近所にできてほしい!
全国7店舗とまだ店舗数は少ないですが、これからの展開を期待したいカフェチェーンです。
港屋珈琲の支払いは現金のみ?
今回利用した北上尾店では、クレジットカードや電子マネーは使えず、支払いは現金のみでした。
他の店舗がどうかは未確認ですが、現金をしっかり用意していった方がよさそうです。
港屋珈琲の店舗一覧
港屋珈琲は、全国に7店舗を展開しています。本店は三重県の鈴鹿店です。
三重県
- 港屋珈琲 鈴鹿店(鈴鹿市西条5-45)
- 港屋珈琲 久居店(津市戸木町7819-1)
- 港屋珈琲 四日市インター店(四日市市智積町6176)
- 港屋珈琲 鈴鹿玉垣店(鈴鹿市南玉垣町5520-7)
- 港屋珈琲 名張店(名張市夏見302-3 リードタウン名張内)
石川県
- 港屋珈琲 小松店(小松市今江町ツ121番地1)
埼玉県
- 港屋珈琲 北上尾店(上尾市緑丘3丁目4番地29号)
港屋珈琲のメニューはこちら
港屋珈琲の最新メニュー表はこちらです。

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