【実食レポ】餃子の無人直売所「餃子の雪松」のヒミツに迫る!買い方・焼き方・味・カロリー・運営会社について徹底調査

餃子の雪松のレポ
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餃子の無人直売所「餃子の雪松」の冷凍餃子を買って食べてみました。

群馬・水上の名店「雪松食堂」発祥の餃子、そのお味やいかに!?

直売所での餃子の買い方や、上手な焼き方、食べてみた感想、カロリーや運営会社についても詳しくまとめています。

これを読めば「餃子の雪松」のすべてが分かる…!

「餃子の雪松」とは

群馬県水上の温泉街に店を構える中華食堂「雪松」は、昭和15年創業、餃子がおいしいと評判の老舗食堂です。

そんな雪松の味を継承し販売しているのが「餃子の雪松」。

持ち帰り専門の”生餃子直売所”として、関東を中心に約100店舗を展開しています。

ここ最近出店ラッシュのようで、関東全県を制覇し、浜松餃子の本拠地である静岡にまで出店しているみたい。

私は群馬出身ですが、水上に縁がないせいか「雪松」については全く知りませんでした。

調べてみると、群馬県内の直売所は伊勢崎と前橋しかないんですね。

店舗が多いのは「東京・埼玉・神奈川」の3県です。

「餃子の雪松」24時間営業の無人直売所に潜入!

埼玉県行田市にオープンした「餃子の雪松 行田店」へ行ってみました。

なんとこちらは「24時間営業無人店舗」なんです。

雪松はこのスタイルのお店が多いんだそう。



もとはソフトバンクの営業所だった場所で、箱型のシンプルな店内。

あるのは冷蔵ケースと料金箱のみという潔い簡素さです。

店員さんはいないため「餃子の買い方」の案内を見てセルフで購入しましょう。

餃子の買い方
  1. 餃子を必要な個数、ケースから取り出す。
  2. 料金を料金箱に入れる。(お釣りは出ません)

店内ディスプレイには、案内動画がエンドレスで流れています。初めての人でも安心ですね。

「餃子の雪松」直売所 メニュー表

餃子の雪松、直売所で販売しているものは以下の3点のみ。

  • 冷凍生餃子(1包36個入) 1,000円
  • 餃子のたれ  200円
  • 保冷パック  100円

(すべて税込)

これまたシンプル〜。

以前は冷凍していない「生餃子」も売っていたんだそうですが、現在は冷凍餃子のみ販売しています。

「餃子の雪松」の餃子を買ってみた

というわけで、さっそく冷凍餃子を購入してみます。

まずは冷凍庫から、餃子を取り出して…

初めてなので「餃子のたれ」も1本買ってみよう。

保冷剤は2個まで無料だそうなので、いただいていくことにします。

アルミの保冷パックが1個100円で売っていますが、今回は自前のクーラーバッグを持参したのでスルーします。

いざお会計!

なんとこの、お賽銭箱みたいな料金箱に入れるだけなんです。

田舎の野菜無人販売かよ!と突っ込みたくなるようなアナログ具合にびっくり。

餃子1,000円、たれ200円。合計1,200円を投入します。

今回は小銭もちょうどあったから良かったけど、ピッタリ無かったら買えないんだなぁ。(いや、買えるけどお釣りが出ないんだ)

5,000円しか持ってなかったら、餃子5個買うしかないってことに!

店内に両替機があればいいのに」と思ったり。あ、レシートも出ないんじゃん、ちょっと不便。

さてさて、料金箱の隣のサッカー台にビニール袋が設置してあるので、1枚いただいて袋詰めします。

これにて購入完了!

無人販売ってなんだかドキドキしますね。

店内にはいくつか監視カメラが設置されていたので、泥棒したらバレると思いますが…

会計の金額が合ってるかとかまで、ちゃんと照合できているんだろうか。

日本人の良心に頼り切ったシステムな気がします。

とはいえ、24時間いつでも餃子が買えるのは魅力的!

「餃子の雪松」の餃子を焼いて食べてみた

クーラーバッグに入れて、自宅に持ち帰ってきました。

餃子は2パックが1包になっており、1パックに18個入っています。

1人前6個とすると、1パックで3人前、2パックで6人前。

餃子の焼き方は、包み紙に詳しく書かれています。

これだけ丁寧に書いてあるとありがたい〜。いつも自作餃子だとテキトーに焼いちゃってるんですよね。

たれはたっぷり160g入り。この量で200円なら妥当かな。

しかし何回餃子焼けば使い切れるんだ?っていう位の量です。もう少し小さくてもいいのに。

おいしい焼き方

さてさて、おいしい焼き方に従って焼いてみましょう。

[準備]熱湯100ccを用意する。

  1. フライパンに油30ccをひき、火をつけて1分間あたためる。
  2. フライパンの火を止め、間隔をあけて餃子を並べる。
  3. 用意した熱湯100ccをすべての餃子にかかるように上からかける。
  4. すぐに蓋をして、中火で蒸し焼きにする。(5〜6分を目安)
  5. 蓋をあけて水分をとばし、程よい焼き色がついたらできあがり。

おおむね書いてある通りにやったんですが、”間隔をあけて”というのがなかなか…。

お店みたいにくっつけて焼いたほうが、盛り付けるの楽じゃないですか?

というわけでそこだけ指示を無視してしまいました。

お湯をじゃーっと注いで…

タイマー5分半にセットして、蒸し焼き。

蓋を取ると、あらイイ感じじゃない。

たれも用意して、準備万端。食べるぞー!!

ん…ちょっと焦げた?ちょっとじゃない、かなり焦げたね(笑)

火加減が強かったのか、外側の羽根の部分が黒くなっちゃいました。

まぁ細かいこたぁ気にしない。これくらいなら全然食べれます。

肝心のお味はというと…

野菜メインのあんで、ニラとにんにくの風味が効いています。

「ニンニクが強い」という口コミが多いんですが、個人的にはニラの方が強く感じました。

まぁニラとニンニクって似てるんだけど…ニラのほうが後に匂いが残らない気がするんですよね。

味はしっかり目に付いていて、たれなしでもおいしいと感じるくらい。

皮はごく薄くて、存在感がありません。

そのぶんパクパク食べられていいのかも。皮が厚いとお腹にたまりますからね。

本家「雪松食堂」の方は皮がやや厚めでモチモチらしいので、本家と直売所は全く同じものではないみたいです。

肉っぽいジューシーさはないので、好みが分かれるところかも。

肉肉しい餃子が好きな方には、あまり向かないと思います。

私は家で作る時も野菜中心なので、この味はかなり好みでした。

焦がしたのが悔しくて、リベンジしてみた。今回は真ん中の焼きが甘かったです。意外と難しい。

たれはさっぱり味

たれは醤油とお酢メイン。酸味の効いたさっぱり味で、雪松の餃子とよく合っていました。

ラー油も入っているんですが、あんまり辛くない。

辛いのが好きならラー油を追加しても良いと思います。

水餃子には向かない

翌日、スープに入れて水餃子にしようと思ったら、皮が薄すぎて崩壊しました。

「餃子の残骸スープ」が出来上がり、味はともかく見た目が超残念なことに。

水餃子には全く向かないみたいです。素直に焼いて食べましょう。あ、揚げ餃子はありみたいですよ。

くっついてて破れちゃうよ

そうそう、パックに入ってる状態で餃子がくっついちゃってて、フライパンにのせる時に皮が破れちゃうの。で、中身が見えちゃうという。(焼く時に旨味も逃げちゃうよね)

もう少し離して冷凍できないもんなんでしょうかね。改善してほしいところです。

「餃子の雪松」コスパはどう?

餃子36個で1,000円ということは、1個あたり約27.8円。1人前約167円です。

他社の冷凍餃子と比較してみると、以下のようになります。

店名1人前の値段
餃子の雪松167円
大阪王将176円
ぎょうざの満洲130円
幸楽苑126円
味の素 冷凍ギョーザ107円

「味の素 冷凍ギョーザ」は、近所のスーパーで売られている価格を参考にしました。

他の餃子(中華)チェーンと比べると、ほんの少し高めかな。

味の素のギョーザ、激安ですね。

ただ、材料表示を見るとやはり市販の冷凍食品はいろいろ使ってるなぁという印象でした。

その点雪松の餃子は原材料がシンプルな方なので、安心できます。

「餃子の雪松」材料表示

雪松の餃子、原材料表示はこちら。

野菜(キャベツ(国産)ニラ、しょうが、にんにく)、皮(小麦粉、コーンスターチ、砂糖、塩、サラダ油)、豚肉、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、こしょう、砂糖、清酒/調味料(アミノ酸等)、(一部に小麦・大豆・豚肉・ごまを含む)、ゼラチン

キャベツは国産の表記がありますが、それ以外は不明。

お肉は豚肉のみ使用です。味の素ギョーザは鶏肉も使用していたので、安いのかもしれません。

餃子のたれの原材料はこちら。

しょう油、果糖ブドウ糖液糖、酢、ごま油、ラー油、調味料(アミノ酸等)

「餃子の雪松」カロリーは?

雪松の餃子、カロリーは100g(5個)あたり199kcalとのこと。

1個約40kcal。1人前6個とすると約240kcal。

なーんだ、意外とカロリー低いじゃん、と思いきや、焼き油のカロリーは含まれていないのでご注意を。

おいしい焼き方の通り、18個(3人前)に30ccのサラダ油を使うとすると、1個あたりのカロリーは約54kcal。

1人前325kcalほどになります。

軽くて2人前くらい余裕で食べられちゃったんだけど…食べ過ぎには気をつけなきゃ……。

「餃子の雪松」賞味期限は?

冷凍餃子の賞味期限は、購入日から約2ヶ月後でした。

冷凍庫にストックしておけば「今日のおかず何にしよう?」となった時に便利ですね。

餃子のたれもほぼ同じで、2ヶ月保ちます。

たれの方は「開封後はなるべく早めに」となっていたので、他の料理(シューマイとか?)にも使って早く消費したほうが良さそうです。

「餃子の雪松」運営会社について

「餃子の雪松」を運営するのは「株式会社 YES」という会社です。

本社は東京都にあり、工場は埼玉県の入間にあります。

どうやら本家水上の「雪松食堂」とは経営が別みたいですね。(だから群馬の店舗が少ないのか〜)

レシピと名前を貸してライセンス契約をしているのか、詳しいことは分かりません。

「餃子の雪松」店舗一覧

餃子の雪松は、2021年2月時点で約100店舗を展開しています。

店舗のある都道府県は「東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・山梨・静岡」。

今後も増えていくと思われます。

店舗一覧は公式サイトからご確認ください。

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