自宅で作れる本格フレンチトーストのレシピを紹介します。
「アパレイユの配合」「浸し時間」「焼き方」の3つのポイントを押さえれば、誰でも簡単にお店の味が再現できますよ。
上級者向けに、ホテルオークラのレシピも掲載しています。
フレンチトーストは自宅で作れる

外はカリッと、中はしっとりとろけるような、本格フレンチトースト。
フレンチトーストはお店で食べるもの、と思っている人もいると思いますが、実はコツをおさえれば家でも簡単に作れます。
ポイントは「アパレイユ(卵液)の配合」「浸し時間」「焼き方」の3つ。
以下に詳しく紹介していきます。
アパレイユの配合
「アパレイユ」はフランス語で”混ぜたもの”という意味。
プリン液やキッシュに流す液、クリーム、ケーキの生地など、複数の材料を混ぜ合わせたものを指す料理用語です。
フレンチトーストを作る際は、パンを浸す卵液のことを「アパレイユ」と呼びます。
基本のアパレイユの配合は以下の通り。(6枚切食パン1枚分)
- 卵 1個
- 牛乳 100ml
- 砂糖 大さじ1(約10g)
- バニラエッセンス 数滴(あれば)
食パンの厚さ・枚数に応じて2倍、3倍と量を増やして作ってください。
- 4枚切食パン1枚=卵2個分(アパレイユ少し余る)
- 4枚切食パン2枚=卵3個分(ぴったり)
- 3枚切食パン1枚=卵2個分(ぴったり)
食パンは、手軽に作りたいなら6枚切、お店っぽくしたいなら4枚切以上の厚切りがおすすめ。
今回はコメダ珈琲で販売している、3枚切の食パンを使用しています。(厚さ約35mm)

浸し時間
アパレイユを染み込ませる時間は、6枚切で最低2時間以上、4枚切なら4時間〜1晩。途中でそっと裏返します。

今回はパンの耳をそのままにしましたが、耳をカットすると染み込みが早くなります。
耳なしの方が口当たりも優しくなるので、お好みでどうぞ。
焼き方
焼くときの油はぜひバターで。
食パン1枚あたり大さじ1程度のバターを使用します。
サラダ油を少し混ぜると、焦げにくくなりますよ。

中までしっかり火が通るよう、フタをして弱火でじっくり焼いていきます。
片面5分、裏返して5分が目安です。

外カリッ、中プルプルな、本格フレンチトーストの出来上がり。
メープルシロップ、粉糖、ホイップなどお好みのトッピングで飾っていただきましょう。
まとめ

紹介したコツをまとめると…
- パンはできれば厚切りを
- アパレイユはパンに合った分量で
- 浸し時間は十分取る
- 焼くときはバター(+サラダ油)、弱火でフタをして
フレンチトーストは、パンケーキなどのお菓子と比べると作るのが簡単です。
ポイントを押さえれば誰でもおいしく作れますので、ぜひ試してみてください♪
さらに上を目指して!ホテルオークラのレシピ
ここに紹介した作り方でも十分おいしいのですが…
さらなる高みを目指したい方は、ホテルオークラのレシピを試してみてはいかがでしょうか。
ホテルオークラの公式サイトで、オークラ特製フレンチトーストのレシピが公開されています。
パンの浸し時間が片面12時間、裏返して12時間…つまり浸すだけで丸一日!!
厚さ4cmの食パンはパン屋さんで手に入れるとして、ほかの材料はいたってシンプルです。
週末のお楽しみにチャレンジしてみては?(私はまだ試したことないです…笑)
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